2017年7月16日日曜日

【スト3】ケン使いの為の立ち回り攻略・基本編【3rd】













このゲームが稼動して18年経過した今も
プレイ人口は増え続けていますので
今更ですがスト3のケン(初心者用?)
の攻略を真面目に書いてみます。
内容としては基本から始まり、
応用や読み合い、行動のジャンケン要素等
多岐にわたり書かせてもらいます。
初心者の方ももっとうまくなりたいと
思っている方にも読んで為になる
ものを書きますのでお目通し頂ければと思います。

筆者は関西でケンを使って10年以上経つ
割と暦の長いプレイヤーです。
ケンの酸いも甘いも味わってますので
いくらかお役に立てるかと思います。

ケンに必要な基本等を全てこのページに
書きますのでお目当ての箇所だけでも見てください。
より濃い攻略やキャラ対策は別ページにて
書かせてもらいます。

このページだけでもすさまじい情報量ですので
気長にみてください。


【目次】
・ケンというキャラ
・通常技
・立ち回り
筆者の一連の開幕からの流れ
・移動昇竜


【ケンというキャラ】
超万能のSA、疾風迅雷脚を主軸とした
安定した強さが売りで3強に分類される。
世間一般では春麗の次に強いとされてます。

ヒット確認が簡単な中P・めくり中K・
足払い・昇竜拳・素早いダッシュ
ヒット確認難易度、そのどれもが高性能に
まとまっており極端な不利キャラもおらず、その強さはプレイヤースキルに全て依存する。

3rdというゲームを理解する際に
すべての要素が詰まったお手本のような
キャラなので練習すればするほどに
勝率があがります。

【通常技】
覚えておく必要がある通常技を紹介します。


【屈中P(ケンの全て)】
空振りでのゲージ溜め・牽制(ダッシュ止め)
コンボ始動技・相手の技潰しと
用途は幅広く判定がとにかく強い。
ヒット確認迅雷が簡単なのも重要。
ガードされてもヒットしても有利Fがとれるが
前ブロッキングでも下ブロッキングでも
とる事ができる。

3rdというゲームの中でも屈指の強さを
誇るぶっ壊れ技の一つ。
判定が鬼強なので屈中Pがギリギリ
当たらないくらいでブンブン振り回すと
特定のキャラは全ての技が潰される程。
イブキはケンの屈中Pがギリギリ
当たらない距離は本当に勝てるが技ない。
当たり前すぎる事なのですが
当たったら迅雷がノーキャンセルで繋がります
振るときは必ずヒット確認しましょう!
屈中Pのヒット確認精度が100%のケンは
それだけで強いです。
ちまたにいるヒット確認の精度が悪いケンは
行動の抑止力がないのであまり怖くありません。
私はケンを使う方に最初に必ず言います
「屈中P確認迅雷を練習しましょう」
そのくらいこの技は重要です、
勝率にモロ直結します
筆者もやり込みが激しい時は
確認精度が100%に限りなく近いですが
久しぶりにやると精度が下がります。
(それでも80%くらいあります)

ガードされたら迅雷を出さず、ヒットしたら
必ず迅雷をノーキャンセルで繋げましょう。
成功していたらHit数は10です。
迅雷は9Hitなので分かりやすいです。
CPU戦で飽きるほど、
屈中Pヒット確認→ノーキャンセル迅雷の
練習をしましょう。
最初にやるのはこれだけでも十分すぎます。
コツは屈中P押す→迅雷コマンドを必ず入れる→
当たったのが見えたらキックボタンをピアノ押しです

「ピアノ押しとは?」
弱k→中k→強kを順番に押して離すこと。
(順番は逆からでも問題無し、好みです)
簡単に言うと屈中P→迅雷の繋ぎが
簡単になるよっていうテクニックです。

3rdはボタンを押したときと離した時に
ボタンを押したという認識がされます。
これを利用して
弱k押す→中k押す→強k押す→
弱k離す→中k離す→強k離すという
指の動きをする事で合計キックボタンを
6回押したという判定がゲームの中で処理されます。

筆者のイメージは
1.屈中P押す
2.迅雷コマンドを必ずグルグル仕込む
3.当たった!と認識したらピアノ押し
という具合でやってます。

【立ち中P】
ダッシュを止める置き技・ゲージ溜め
屈中Pと同じヒット確認迅雷が可能な
コンボ始動技。
ガードされても有利で、
前ブロでしかとる事ができない
必殺技のキャンセル不可

屈中Pとよく似ている気がしますが、
似て非なる技です。
うまいケン使いは立ち中Pの使い方が上手

基本は相手のダッシュを止める為に中間距離で
適度にダッシュを止めるように振って
ヒット確認迅雷をします(これもノーキャン)
一部の小さいキャラを除いて(下記詳細)
しゃがんでいるキャラに対してすからない。
これを利用して、下ブロを仕込んでくる輩を
立ち中P迅雷で痛い目みせます。
屈中Pとの違いは前ブロでしか取れないので
下ブロ対策になるという点です。
ヒット確認迅雷の難易度はほとんど同じ、
タイミングもほとんど変わらないのも
初心者に優しいポイントです。
立ち中Pがしゃがんでいる相手に当たるキャラ表

相手キャラ
アレックス
春麗 ×
ダッドリー
エレナ ×
豪鬼
ヒューゴ
いぶき ×
ケン
まこと
ネクロ
オロ ×
レミー
リュウ
ショーン
トゥエルブ
ユリアン
ヤン ×
ユン ×



【中足(屈中k)】
相手にあてる(ガードも含む)
ダッシュ止め
相手のスカりに刺し込む
ヒット確認→キャンセル迅雷
が主な使用用途

スカった時の隙が大きめなので
振るときはスカらないように振ること。

個人的にうまいケンかどうかが分かれる
最大のポイントは中足だと思います。
中間距離での刺しあいに使うケンの
主力技であると同時に確認迅雷が(一応)可能。
足払い合戦の項目で詳しく記述しますが
うまく相手に当てる(ガードも可)と
相手はブロッキングやしゃがみガードを
選択しなくてはなりません。
これが出来ると更に歩いて中Pや
ダッシュが通りやすくなります

筆者はこれを意識を削ぐ行動と考えています
たかだか一回中足を相手の意識の外から
ヒットさせるだけで相手が受けるプレッシャーは
大きく変わり他の選択肢が活きます。
もちろん中足確認迅雷までできるとベストですが
あくまで他の行動を活かす技と割り切って
しまう人もいます。
プレイヤーの考えで大きく用途が分かれる
通常技とも考えます。

余談ですが、ガードされて-4Fなので
リバサでなくても迅雷が確定します。
これもできたらいいなレベルの事です。
かなりの反応速度と意識を割くので
最初は狙わなくていいと思います。
余裕があれば出来るといいですね。

【大足(屈大k)】
当たると相手がダウンする遠距離技
スカったときとガードされた時のスキが大きい
ガードorヒットで溜まるゲージ量が大きい

中足と同じくこれを相手にいかに意識させるかが重要
足払い合戦の主要技その2です。
ポイントはスカらずに当てる(ガードも)です
良い使い方の例は相手の技がスカった時に
大足で確定反撃(刺し返し)を当てること
むやみやたらに振り回してスカったり
ブロされると手痛い反撃が待っています。
大足払い一回を当てるかガードさせる
メリットと、ブロされて反撃を受けるデメリットの
バランスを考えて慎重に振りましょう

大足は先端でガードさせると確定反撃が
キャラによってはまったくなかったりします。
アレックスはガードしてもEXエルボーくらいしか
確定反撃がないので開幕のゲージが無い状態は
積極的に狙ってもいいと思います。
ジャンプとかみあうと死ぬので注意が必要。
【立ち大K(一文字蹴り)】
ケンの通常攻撃単発でもっとも威力が高い技
リーチ長くてスキは少なめ(迅雷は確定する)
ガードorヒットでゲージがものすごく溜まる
下ブロ不可能

主に中間距離でスカらないように当てていく技ですが単発なのでフォローが出来ません。
これも無闇やたらと振るとブロされたり
スカったりして手痛い反撃をもらうので注意

多くのキャラは中間距離で強い技というのは
下段だけとか上段だけです。
しかしケンはこの一文字が上段担当で、
下段は中(大)足払いがあるので
中間距離で的を絞らせにくい技構成になってます。



【立ち回り】
キャラ対策とは別のケンの基本的な立ち回り

ケンが狙いたい行動はおおまかに分けると3つです。
1.迅雷からのセットプレイ表裏2択
2.(画面端)昇竜→移動昇竜当てる
3.画面端で攻めループ

になります。

1.各種通常技等から迅雷を決める
迅雷を決めるにはゲージが一本必要なので
中間距離で相手に触りに行ったり、
牽制の中P等でコツコツゲージを溜めましょう。
一本溜まったら相手にかかるプレッシャーが高くなり
行動を制限する事ができます。
迅雷を当ててから各キャラに表裏2択がきまりますが、
やり方については各キャラ対策のページで
紹介させてもらいます。

基本的には迅雷→一定距離動いてからジャンプで
相手の起き上がりに被さって択です。
中大TC or 小足小足迅雷を軸に
殺す目的で中足昇竜入れ込み→移動昇竜の
択でさらにループという流れになります。


2.(画面端に連れて行って)弱昇竜x2を決める
弱昇竜x2は相手の体力の約3.5割を奪います
しかもノーゲージで。
更には自分のゲージは一本の内の6割くらい
溜まり、有利な起き攻めがついてきます。
これを決めれるとあっという間にダメージ効率が上がり
勝ちに繋がるので弱昇竜x2が入るのであれば
迷わずコンボ選択は弱昇竜x2にしましょう。
よくある中級者くらいのケンはリュウの
ジャンプ攻撃をブロっても中足迅雷を撃ちますが
完全にコンボ選択のミスだと言えます。
画面中央で昇竜→移動昇竜が入るキャラは
間違いなく中足昇竜→移動昇竜を入れましょう。
これが出来ないと脱中級者出来ません。
威力が先ず昇竜→移動昇竜の方が高いですし、
ゲージも溜まるのでゲージを保ったまま
次の起き攻めにいけるので状況が良いからです。
もちろん中足迅雷を入れても問題無い場合があります、
それはケンが2ゲージ以上ある場合です。
その場合のコンボ選択は、
相手のジャンプ攻撃をブロってから、
中足→中昇竜→迅雷→表裏2択で迅雷→
表裏2択という流れが出来る場合です。
この3コンボ決まればほとんどのキャラは
死にますので、ゲージからの表裏は正義です。

3.(画面端で)投げと打撃の2択をかける
ケンは優秀な通常攻撃と投げが揃っています
投げを匂わせて打撃、
打撃を匂わせて投げと狙いましょう。

【ケンは画面端は最強】
前投げの後に起き攻めが可能な事と
弱昇竜x2の圧倒的威力で
ものの10秒あれば相手の体力10割減らす事も可能。

【筆者の一連の開幕からの流れ】
1.中足と大足と一文字等を使い距離を掌握する
相手の攻撃はスカしながら自分の攻撃を
当てていく事を意識しながら動きます。

2.立ち中Pや屈中Pで牽制
ゲージ溜めやダッシュ止め目的で振ります
開幕は特にゲージが必要なので、
暇があったら振っています。
もちろんゲージが一本以上溜まっていて
相手のダッシュを止めたら(中P当てたら)
迅雷を繋げます。

3.中足・屈中P・立ち中P等からヒット確認迅雷
ゲージが溜まったらあらゆる局面から
迅雷を当てて画面端に連れて行って攻める

4.ダッシュから地獄車(後ろ入れ投げ)で
画面端に連れて行く
ゲージが仮に無くても画面端ならかなりの火力と
攻めのループを得ることができます。

5.画面端(キャラにより中央でも可)で弱昇竜x2
当てたら勝ちます、ゲージとダメージがやばい。
きちんと二回目の昇竜拳をスライド入力して
つなげましょう。

【移動昇竜】
ケンの最大の売りである移動昇竜。
弱昇竜→弱昇竜を繋げる事により
画面中央でも最高クラスの火力が手に入ります。
これが出来ないとケン使いとしては二流です
もちろん目指すは移動昇竜の精度100%です
画面中央では距離によっては入らなかったり、
慣れるまではタイミングがシビアに感じますが
頑張って練習しましょう。
注意点は一つ、家庭用で練習しないこと
アーケード(ゲームセンター)と家庭用の
移動昇竜のタイミングがかなり違います。
音ゲーみたいなもので一定のタイミングを
体に叩き込む系の練習になるので
タイミングが違う環境で練習すると
後々困ります。

入力方法は2回目の弱昇竜を屈中k or 
屈大kで空キャンセルして昇竜を当てます。
一説によると屈大kの方がスライド(移動)
するらしいですが真偽は定かではありません。
筆者はその説を信じて屈大kで移動させてます。
コツは623(大)中k→弱pと入力するのですが
623の昇竜コマンドまでは普通に入力し、
キックとパンチを一瞬ずらして入力します。
この一瞬は60分の1秒程度なんでほぼ同時です
ほんの気持ち弱pを遅めに押すと成功しやすいです。
筆者の指使いは大kを小指で押して
弱pを中指で押しています。
一瞬だけ小指を先にボタンに着地させ
ほぼ同時に中指が弱pに着地します。
イメージはタタンッって感じです。

昇竜拳が二回入るキャラ表


相手キャラ 中央 画面端
アレックス × ×
春麗
ダッドリー × ×
エレナ
豪鬼
ヒューゴ ×
いぶき ×
ケン
まこと
ネクロ
オロ ×
レミー ×
リュウ
ショーン
トゥエルブ
ユリアン
ヤン ×
ユン ×

この移動昇竜でもっとも大事なのは、
画面中央でしっかりと2回弱昇竜を入れれる事です
画面端は極端に難易度が下がりますので
(そもそも移動が不要なキャラが多い)
画面中央で2回決めれるように練習しましょう。

一般的な昇竜→移動昇竜の狙い方

・確定反撃で入れる
相手の迅雷をガードしたら、
近距離中P→昇竜→移動昇竜

相手のジャンプ攻撃をブロッキングしたら、
屈中足→昇竜→移動昇竜

・対空で入れる
ブロッキングに注意が必要ですが、
昇竜→移動昇竜

・投げシケを誘って入れる
投げシケにはスキがあるので、
投げシケ確認→中足→昇竜→移動昇竜

「投げシケ(立ち状態の投げすかりモーション)」
一定以上のスキが生まれるのでそのスキに
中足を確定させて昇竜をキャンセルで入れます。
これも投げシケに中足を入れるのが、
最初は非常に難しいと感じますが、
相手の投げをシケらせるような動きを
意識して投げシケを狙っていたら
割と簡単に出来たりします。
どういった動きで投げをシケってくれるか?を
考えて動くとより難易度が下がります。

とりあえず脱(初)中級者を目指すならば
長々と書いていますがこの記事の内容が
出来れば良いのかな?と思います。

もっと濃い内容のキャラ対策は別ページで
見て頂ければと思います。